<2020年10月例会教育より>

「プログラム リーダー (PL)」
1. 目的

スピーカーと聴衆、双方に各々の役目を気持ち良く行わせて、参加者をプログラムの中に一体化させることを学ぶ。

2. 利点

PLを経験し、プログラム参加者を紹介する技術を磨く機会を得ることで職場や地域でもこの役目を効果的に果たせるようになる。

3. 準備

@ プログラムのテーマとその目標を確かめる。 必要な場合はスピーチの題目や論題を確認する。 プログラムの内容を確認する。 当日のタイムスケジュールの確認を忘れないこと。 担当月のプログラム委員会に立ち会うのも効果的である。
A 参加者についても紹介するための情報等得ておく。これはあくまでも紹介するためだけであり、 PLはプログラムを進める舞台の準備をするだけであることを忘れてはいけない。 スピーカーの話の材料を侵害しないように気を付ける。
B 話す順番を確認しておく。未経験者を経験者より先にするほうがよい  
ゲストスピーカーはいないかも確認する。

外部スピーカーを招くときは
 入口でスピーカーを迎える。 スピーカー席に案内する

C 参加者全員を一体化させるためにスピーカーとスピーカーの間のつなぎの言葉も用意する。 (PLはあまり長く話さない)
D プログラムの結びの言葉を用意しておく。 円滑、かつ洗練されたものになる ようあまり長く話さない。
E なるべくメモには頼らずPLとして述べる必要事項を注意深く予習しておく。

4. 発表

@ スピーカー、計時係と打ち合わせをする。 当日は少し早めに会場につくようにする。
A (会長)に紹介されたら感謝の言葉を述べ、聴衆に呼びかける なるべく笑顔で。 聴衆を引き込むように。 始まる時間を確認する。(自分でタイム表を見て時刻を確認するか、 又はタイマーに尋ねる)ほほえみリラックスする。 スピーカーではなく聴衆に話かける。
B プログラムの紹介とそれに参加する人の紹介をする。 あらかじめよく準備しておく。 最初のPLの態度と熱意がプログラム全体の雰囲気を決めるのでよく準備する。 PLがスピーチをするのではなくあくまでもスピーカーを引き立てるよう心がける。  
   簡潔にー長くても2分以内   
    PLが主役にはならない
・ してはいけないこと : スピーカーの資格をおおげさに言うこと。 長い履歴や経歴書を読み上げること
C プログラムの進行は最初のスピーカーの紹介は短く、出来れば題目、次に名前を最後に述べる。 スピーカーが前にでてきたときは拍手を促し、始まるまでは起立のままでいる。 そのあとは座る。 スピーチが終われば起立し、聴衆に拍手を促す。
D 想像力豊かに行う。 PLの任務は創造性を高めたり、スピーカーと聴衆の双方を楽しませるような プログラムの雰囲気を提供する機会を経験する。
E 予定時間に気を付ける。 違ってきた場合に備え前もって責任者の指示を受けられるように 打ち合わせしておく。
F 全部終わればプログラムで何を楽しんだか、何を思ったかを言う。
    誠実に、短く、がポイント 
G スピーチコンテストのPLの場合は台本がスピーチコンテスト委員会より掲載されているので、 それを参考にする。




2020年10月16日 京都クラブ例会教育 吉田浩子作成

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